Geo-MexR3
地中熱交換器を使った地中熱交換井の震度は1本あたり100m程度が標準でした。
Geo-MexR3は、総長30mで1本の地中熱交換井に4対の熱源水パイプを挿入するため、掘さく総コストを大幅に下げることが可能です。
Geo-MexR3は、総長30mで1本の地中熱交換井に4対の熱源水パイプを挿入するため、掘さく総コストを大幅に下げることが可能です。
※Geo-MexR3®は三井化学産資・森川鑿泉工業所の共同開発です
Geo-MexR3の3つのポイント
地中熱交換器比80%超の熱交換効率を確保
※従来の掘さく深度100mを30mにした地中熱交換井と比べて
浅部掘さくのため地中熱専用掘さく機が不要
掘さく日数の削減による初期費用抑制
その他の特長
優れた耐熱・耐寒性
高温(95℃)から低温(−70℃)に耐えうる素材
高い耐久性と安全性
酸化・腐食に強い
高い流量特性
汚物が付きにくい素材のため、目詰まりがしにくい
簡易な施工性
パイプ天端部に流体集約用のヘッダーを採用
確実な熱交換性
流体が循環するパイプ同士が近接しないよう、スペーサーを準備
コストについて
地下水は熱交換効率が高いため、地下水の賦存が見込まれる地域では、必ずしも従来型に倣った掘さく深度にせずとも十分な熱量を得ることが可能です。
東京とかで従来型地中熱交換機とGeo-MexR3の有効熱伝導率を比較した結果、Geo-MexR3は従来型地中熱交換機の85%程度の成績が出ました。例えば、100mで10本の掘さくが必要になる場合、掘さく総長は1,000mとなります。Geo-MexR3に置き換えると、30mで12本の掘さく、掘さく総長は360mとなります。
つまり、640m分の掘さく日数と費用を抑えられる計算です。
※従来型地中熱交換機 挿入深度100m ダブルUチューブ
30mGeo-MexR3 | 100mダブルUチューブ | |
掘さく本数 | 23本 | 20本 |
掘さく総長 | 690m | 2,000m |
掘さく総コスト | 3,100万円 | 4,400万円 |
※井戸設置費のみとし、ヒートポンプを含む二次側は含まれておりません
※費用は兵庫県の例であり、地域及び地層により異なります
同じ熱量で比較した場合、Geo-MexR3は従来(100mUチューブ)よりも掘さく総長が短くでき、
総コストを大幅に削減できる可能性があります。
施工状況
Geo-Mexで深度30m掘さくした状況