森川鑿泉工業所

地中熱について

地中熱利用ヒートポンプシステムは、夏冷たく冬温かい地中のエネルギーを利用する温度差エネルギーの一種です。
冬は地中から熱をもらって暖房に利用し、夏は部屋の空気から熱をもらって地中に放出します。

地中熱の特長

優れた安定性

地上の気候や天候に左右されない、身近な再生可能エネルギーです。

省エネルギー

冷暖房の効率向上による電気料金の削減に比例して、二酸化炭素排出量も削減されます。

ヒートアイランド現象抑制

室外機の熱風が地上に放出されませんのでヒートアイランド現象の抑制に貢献します。

地中熱利用ヒートポンプシステム導入後の消費電力比較

地中熱利用ヒートポンプシステム導入後の消費電力比較

外気温に関わらず、地下水の温度は1年中ほぼ一定で、地中の温度も年間を通して15°C前後を保っています。夏、外気温が30°Cを超える時も30°Cの外気温から冷房するよりも、15°C前後の地中から快適な温度を作った方が消費電力は小さくなります。
当社本社ビルでは地中熱利用ヒートポンプシステムを導入しています。左のグラフは導入年を挟んだ5年間の消費電力量です。
夏季と冬季の消費電力量が導入前と比較して大きく削減されています。家庭・事業所で最も電力消費量が大きいとされる空調において、年平均45%、最大81%もの消費電力を削減できました。

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