井戸について
一般的に現代の日本において、井戸の利用は珍しいものとなっていますが、
熱源としての省エネ利用をはじめとする、新たな使用法が見直されてきています。
熱源としての省エネ利用をはじめとする、新たな使用法が見直されてきています。
井戸ができるまで
1. 井戸芯の設定
図面等にて設定された井戸の掘さく場所を特定する。
2. 掘さく機械・櫓の組立て
設定された地点に井戸を掘れるよう機械及び櫓を組立てる。
3. 掘さく
掘削地点の地層に合った掘さく工法を選定し、掘削する。
4. 孔内電気検層
地層が変化する場所を確認し、井戸の取水深度を選定。掘さく孔内から地盤に向けて電流を流し、比抵抗値により取水位置を判断する。
5. ケーシングパイプ挿入
井戸の本体となるケーシングパイプを孔と同心になるよう挿入する。取水深度には、地下水が流入するようスクリーンを設ける。
6. 砂利充填・遮水
掘さく孔とケーシングパイプの間隙に砂利を充填しパイプを固定。汚染された地表水が地下水に混入しないよう浅い部分で遮水する。
6. 砂利充填・遮水
掘さく時に生じた泥水を清澄な地下水に置換する。 この時、地下水が流入しやすくなるよう誘水作業を併せて実施する。
8. 揚水試験
仕上がった井戸及び帯水層における確認試験。 採水し水質分析試験をする。
9. 水中ポンプの据付
水中モーターポンプを据付け、実稼働に備える。
10. 試運転・調整
配管と接続後、水中モーターポンプや井戸の揚水量等を確認し調整する。
11.工事完了
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